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吉田神社の笛の話

 当地の祭りで使われるのは、ご存じ横笛です。
 かつては、自作でした。今では楽器店から買ってきます(作っている人もあります)。従って、地区により、また、人によりピッチの違う笛を使用していました(なにしろ自作ですから)。
 ところが、昭和47年に、13年ぶりに囃子を復活させたとき、川岸組は、組に残る神楽笛の中の1本を見本にして楽器店に100本オーダーしたのです。そして、数年ごとに何10本も注文し、この笛が一番よく売れたので、ついには楽器店がその笛を常時店に置くようになってしまったのです。そして、今では、川岸組以外でも同じ楽器店で笛を買うため、元が川岸組のものとは知らずに使用するようになりました。それだけではなく、何と、広く西尾市・幡豆郡の祭りにも使われるようになってしまったのです!
 北谷戸だけは、プロの作った調子笛を使用していました。今は6本調子、かつては5本調子でした。横須賀へ行くと、今でも5本調子が使用されています。
笛のheadを見てみよう。これが、その川岸組神楽笛をもとにした市販品のマーク。

 この笛を作った笛屋さんがこのページを見たのでしょう。数年前の製品から二のマークが無くなりました。しかし、川岸組仕様の独特な音律のため、笛の穴列を見ればすぐに見分けがつきます。
 二と書いてあるので、二本調子と間違える人もたくさんいましたが、笛の胴部に「2号」と焼き印が入るようになりましたので、もう間違える人はないでしょう。
 篠笛式でいくと、9本調子に相当します。

 この手の笛は、1号から5号まであります。地域の祭り囃子が復活し、盛んになってきたことから、篠笛の需要が25年ほど前から急激に増えてきました。初めはみな特注で作っていたのですが、その注文先の多くが、上記の楽器店に行ったため、件の楽器店は篠笛の種類が多く、整理に困るようになり、20年ほど前に、1号から5号と、楽器店独自の名前をつけたと言うことです。

 1号が8本、2号が9本、3号が10本、4号が11本、5号が12本調子と対応します(古典調)。
 残念ながら、この笛師は2002年に亡くなりましたので、現在は在庫のみ、しかし、在庫は1000本以上あるとか。
 在庫が無くなると、確実に値段がかなり上がりますので、購入するなら今のうちです。

 祭りの笛は市販されておらず、見本を付けて特注しました。楽器店は、この見本を問屋を通して笛師に送り、製作して貰います。
 この笛の特注先が分かりました。小倉楽器です。この界隈では、注文製作の篠笛は、小倉楽器に発注されていたものが多く、現在でも数多く見かけます。
 最近では、大岡楽器に特注依頼が多いようです。

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